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平成28年10月1日(土) 大阪国際会議場
 
     
  彼岸花の季節も過ぎ秋たけなわ。皆様こんにちは。研究会役員ホームぺージ担当の正松本 悦子です。よろしくお願い致します。 第137回中材業務&感染対策研究会を10月1日(土)大阪国際会議場グランキューブにて開催できましたことを心より皆様に感謝申し上げます。  
     
 
教育講演は、姫路聖マリア病院 感染認定看護師の今川 嘉樹様から「病院設備から考える感染対策~汚染処理業務のディスポ化~」というテーマで講演いただきましたが、どこの病院の方も、スペースとコスト的余裕があれば直ぐに導入したいと思われたでしょう。汚染処理業務のディスポ化により、感染防止と業務の短縮化が図れるなんて素敵な講演でしたね。
 
 
トピックスは、サラヤ株式会社学術部 櫻井 かおり様より「手袋が及ぼす影響~ラテックアレルギーや接触性皮膚炎について~」というテーマでアレルギーの知識を学ぶことが出来ました。手袋は、ラテックスアレルギーだけでなくニトリルやポリ塩化ビニル等も加硫促進剤や可塑剤などの遅延型アレルギーが起こる可能性もあることを考慮して使用していかなければなりません。
 
 
中材業務改善では、「当院における中材業務の見直し~業務委託を導入して~」というテーマで、済生会滋賀県病院 感染管理認定看護師の河野 奈美子様より報告頂きました。中材で働く方のモチベーションを低下することなく人員配置ができ、業務委託に移行出来たことが良かったと思います。
 
 
招致講演では、関西空港検疫所検疫課企画調整官の垣本 和宏様から「ジカ熱、デング熱などの輸入感染症と検疫所」というテーマでご講演いただきましたが、毎年輸入感染症の話題が報道され国の感染防止に大変なご尽力を注いでおられます。検疫の重要性を学ぶよい機会となりました。
 
 
土井会長がシカゴから帰国出来ないという事態でしたが、役員の感染認定看護師の神保昌世さんからインフルエンザの対策と同じく感染認定看護師の大野 博美さんからノロウィルス対策についてご講義いただきましたが、両方ともこれからの時期にぴったりの内容で、参加者の皆さんはうなずきながら傾聴されていました。

 
 
展示ブースは、新製品もたくさん展示されており、企業の皆様の努力の結晶を見ることが出来ました。
 
 
今回の研究会も大変実りのある内容だったと思います。参加者のこの学びは、やがて深い知識と確実な業務追行に繋がり質の高い中材業務になることでしょう。

次回の中材業務&感染対策研究会のご参加と研究発表をお待ちしております。
 
 
     
     
  以上