2011年7月30日(土)開催 大阪基礎講座
2011の熱い基礎講座
去る7月30日(土)に私達研究会の、2011年度「基礎講座」が開催されました。毎年恒例になっている新人向けの講座ですが、新人はもちろん、勤務異動で中材に配属された人々への、基本的な知識と技術の学習機会にもなっています。毎年、事前申し込みをお断りする程、あまりの人気に今年から奈良講座、和歌山講座と参加者の分散を図った始めての年でもあります。そして、「基礎講座を受ける人は会員に限る」を撤廃し非会員にも門戸を開いたのも特徴でございます。さらに今回は、テキストも第7版に改定されたものが翻訳され、すべてカラー版という親切、丁寧、豪華なテキストになりなした。もちろん今までのものが利用できないわけではありませんが、美しい画面と重厚な内容に参考文献としても、十分活用できるのではないかと考えました。
それでは、当日の講師を務めた役員のご紹介と、参加者の皆様の写真をご紹介しましょう。
定員200名の会場に詰めかけた参加者213名(会員125名、非会員88名)受付役員も大忙し・・・・
7月のイベントとはいえ月末はもう真夏、ご来場も暑い中、汗を拭き拭き、会場までおいでいただきました。
今日は講師役員を5人取り揃えて企画しました。みなさん基礎講座の各パートを難なくこなして、講義という大役を果たし、各役員にとっても充実の1日でした。
土井会長には、毎回講師をお願いしていましたが、今日は2コマ受け持っていただきました。いつもながら、軽妙洒脱な語り口に魅了される参加者も多くいます。タレント並みに(?)追っかけもいるらしいとも噂が耳に入ってきております。これも「中材で働く人々すべてに、知識・技術のボトムアップを!」という彼の一貫した信念に基づくものでしょう。このパワーと情熱が中材業務および滅菌技法研究会の運営を支えているといっても言い過ぎではありません。
昼食休憩や講義の中休みなどは別室でメーカー協賛の展示コーナーを設けております。これは、広く皆様に最新情報を伝えると同時に、実際にメーカーと話したり、実物に触れたりできる絶好の機会となっています。
会場後方に設けた「特設Q&Aコーナー」では、ちょっと質問しにくいような日常の疑問、困りごとの相談、果ては愚痴コーナーともいえる何でも屋のような雰囲気に、気軽に立ち寄る参加者の姿も多くみられます。
このコーナーの担当役員は、決まっていません。手のあいた役員で交替で担当します。
1日終わっても熱気さめやらず、熱心な参加者は講師に質問のため、列をなして会場に残って質問されます。一つ一つ丁寧に答える役員も大変ですが、おいでの皆様の現場でのご苦労を考えると、時間を忘れてお答えしています。
反面、気軽に疑問をぶつけられるということは、皆様と役員の距離は非常に近くて、日常業務に密着しているともいえます。
基礎講座は今まで前期、後期と分けて2回行ってきました。今年から年1回に集約し、中身の濃い内容を実施したのが特徴でございます。さらに、年間会員は今まで通り参加費無料ですが、非会員にも門戸を開き、より基礎知識を得やすく工夫してみました。当日おいでの皆様の印象はいかがでしたでしょうか?
ご意見、ご要望がありましたら、ぜひ、事務局までお寄せください。役員一同お待ちいたしております。
中材及び滅菌技法研究会 役員
花ノ木医療福祉センター 看護師 飯田満智子